●大迦葉(だいかしょう)
釈尊在世中の十大弟子の一人で、頭陀第一、行法第一といわれる。普通、大(摩訶)迦葉と称して仏弟子の残り四人の迦葉と区別する。釈尊成道後三年目頃に弟子となり、常に頭陀行を行じる。釈尊入滅後、第一結集を開き、長老として教団を統率し、のち法を阿難に付して鶏足山で弥勒仏の出世を待って入定する。法華経授記品では光明如来として授記されている。
頭陀(ずだ)
煩悩の垢を払って仏道を求めるための苦行のことです。頭陀事・頭陀法・頭陀行ともいいます。『十二頭陀経』『大乗義章』第十五等では、仏道修行者が衣・食・住にわたり少欲知足を行ずるために、頭陀行に十二種の条目を立てて十二頭陀を説いている。
釈尊(しゃくそん)
お釈迦様のことです。
参考資料
『日蓮宗事典』
