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●阿難(あなん)

多聞第一といわれ、釈尊の従弟に当ります。常に釈尊に随侍し、弟子のうち最も多く聞法の機会を得たのです。釈尊入滅後の第一結集のときは、経蔵を誦する役目を負う。故に経文の初めに「如是我聞」とある「我」は阿難を指す。釈尊在世中には悟りを開くことができなかったが、のちに大迦葉によって悟りを開くことができのです。法華経人記品では、山海慧自在通王仏になると授記されています。


結集(けつじゅう)
結集とは教法の合誦(集まった者が経や律を出して、それが説いたものに相違ないことを確かめる)を意味し、比丘の集会において編集された聖典を共に誦することによって、仏説としての承認をうることである。第一結集(王舎城結集)は、釈尊の入滅の年に、ラージャグリハ(王舎城)に五百の比丘が集会して行われた。大迦葉が司会者となり、優波離が律を、阿難が法を暗誦した。この歴史性を疑う学者もあるが、律と法の最初期の断片的内容がこの集会において承認されたものとみなされる。


参考資料
『日蓮宗事典』

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