●妙楽大師(みょうらくだいし)
中国天台宗第六祖(九祖)、荊渓尊者湛然(けいけいそんじゃたんねん)のこと。711年に生れ、782年72歳で没した。晋陵の荊渓(中国の江蘇省武進県)に生れ、20歳にして左渓玄朗に師事し天台の教観を受ける。38歳で出家受戒し曇一によって律をうけた。妙楽寺・開元寺(中国の福建省泉州市)等にて天台の宗風を発揚したことから、天台宗の中興の祖と称される。三大部(法華玄義・法華文句・摩訶止観)の注釈をはじめ多くの書を著した。
日蓮聖人は『報恩抄』に「妙楽大師という人あり。天台大師より二百余年の後なれども、智慧かしこき人にて、天台の所釈を見明めてをはせしかば‥‥‥」と、法華超勝の義を宣揚した妙楽大師の業績を述べている。
参考資料
『日蓮辞典』
『日蓮宗事典』
他
